2012年、ローザンヌ国際バレエコンクールで熊川哲也以来の優勝を成し遂げた菅井円加(すがいまどか)さん。
現在、ドイツのハンブルクにあるナショナルユースバレエに在籍。
これから世界での活躍が期待される菅井円加さんについて調べてみました。
プロフィール
- 神奈川県厚木市出身
- 1994年7月12日生まれ(20歳)
- 家族:両親、姉
- 出身校:私立和光高校(東京都町田市)
- 3歳からバレエを始める
- 2012年2月 ローザンヌ国際バレエコンクール1位
- 同年9月 ナショナルユースバレエに入団
- 2014年9月 ハンブルク・バレエ団に準団員として入団予定
お姉さんがバレエを習っていた影響で3歳から始めたとのこと。
やっぱりそのくらい早くから始めていれば出来が違うんでしょうねぇ。
ローザンヌ国際バレエコンクールって?
2012年に優勝を果たしたローザンヌ国際バレエコンクールはいわば若手バレエダンサーの登竜門。
今や世界で活躍する熊川哲也もかつてこの大会での優勝者。
このコンクールで10位以内に入賞すると1年間のバレエ留学という副賞が得られます。
さらには生活費支援として1万6000スイスフラン(約133万円)まで贈られます。
まさに才能のあるバレエダンサーを手厚くバックアップして育成しようという目的を持ったコンクールなんですね。
2012年のコンクールは30カ国から226人が応募し、日本人は19人が本選に出場。
最終選考に残った21人のうち5人が日本人だったそうで、狭き門にもかかわらず日本人の躍進がすごかったんですね。
すばらしいです。
ナショナル・ユース・バレエについて
バレエ留学の権利を得た菅井さんが選んだのがハンブルグのナショナル・ユース・バレエ。
2011年9月に設立されたばかりのバレエ団。
18~23歳のメンバーで構成され、現在団員は8人。
ずいぶん小さなバレエ団を選んだと思いきや、監督は現代振付家の巨匠ジョン・ノイマイヤー氏。
たかが若手を集めたジュニア・カンパニーと侮れません。
菅井さんはローザンヌ賞の給付が終了した2013年からは正団員になっています。
もう立派なプロバレエダンサーですね。
名門ハンブルク・バレエ団へ
2014年9月からはナショナル・ユース・バレエの母体でもあるハンブルク・バレエ団に準団員として入団する予定となっています。
ハンブルク・バレエ団はジョン・ノイマイヤー氏が率いる名門バレエ団。
その設立は17世紀にまで遡ります。
相当な歴史を誇るバレエ団ですね。
おもにハンブルク歌劇場で公演を行っています。
準団員とはいえ、そのバレエ団の一員になれるということは菅井さんの実力が認められているからなんでしょうね。
コンクールでの日本人バレエダンサーの活躍が目立つ昨今。
菅井さんにはその先駆けとして世界の舞台で活躍してもらいたいですね。