「アイヌ民族いない」発言の金子快之・札幌市議、発言は撤回せず

ツイッター上で「アイヌ民族いない」と発言して物議を醸した金子快之(やすゆき)札幌市議。
多くの批判が沸き起こっているにもかかわらず、「発言は撤回しない」という強気の姿勢。
自民党会派からは離脱勧告まで受けています。

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騒動の発端

今月11日、ツイッター上で、

アイヌ民族なんて、いまはもういないんですよね。せいぜいアイヌ系日本人が良いところですが、利権を行使しまくっているこの不合理。納税者に説明できません。

と発言。

この発言以降、ツイッターやブログが炎上
しかし、金子市議は「発言は撤回しない」と相変わらずの強気の姿勢。

最初は処分などは課さないとしていた所属政党の自民党でしたが、自民会派が金子市議に対してついに離脱勧告。
9月4日までに発言を撤回しなければ除名処分にするとしています。

それでも発言を撤回しない金子市議。
ある意味、ブレない政治家ですね。

アイヌ民族とは

そもそもアイヌ民族とは、北海道・樺太・千島列島およびロシア・カムチャツカ半島南部にまたがる地域の先住民族です。

昔から「和人がアイヌを本州から追い出した」というような話が聞かれますが、そういうわけではないそうです。

遺伝的に見ると、アイヌも和人も琉球も日本列島の先住集団である縄文人とつながっているそうですので、互いに同じ祖先を持つ民族同士ということになりますね。

現在、北海道内でアイヌの居住区などは存在しませんが、2006年の道庁の調査によるとアイヌ民族は23,782人、支庁別では胆振・日高支庁に多いのだそうです。

ただ、アイヌであることを隠している人もいて、実際はもっと多いのが実情のようです。

現状、和人との混血も増えているそうで、アイヌ自らが意図的にアイヌの血を薄めようとしている傾向もあるそうです。

道庁によれば「アイヌ」の定義は、「アイヌの血を受け継いでいると思われる」人か、または「婚姻・養子縁組等によりそれらの方と同一の生計を営んでいる」人というように定義しているそうです。

ただ本人が否定すればアイヌとはみなされないそうです。

ぶっちゃけ、けっこう曖昧な定義なんですね。

アイヌをめぐる利権とは?

金子市議は書き込みで「(アイヌ民族は)利権を行使しまくっている」と主張していましたが、アイヌ政策について調べてみると、

  • アイヌ住宅資金等貸付事業補助制度
  • アイヌ農林漁業対策事業
  • アイヌ中小企業振興対策事業
  • アイヌ子弟進学奨励費等(補助)制度

といったものが見つかりました。

金子市議としてはアイヌということを主張してこれらの支援を乱用していると言いたいんでしょうか。

まぁはっきり言ってこれは地元民でないと、なんとも言えませんね。

本当に主張するような実態があるのであれば是正する必要があるでしょう。
これは政治家やお役所の仕事ですね。

アイヌ民族はいない?

今一番の論点になっているのは、「アイヌ民族はいない」とする金子市議の主張。

混血が進んでいて純血じゃないということを言いたいのか、もっと深い民族学的な話のことなのか。

しかし、政治家が一民族の存在についてとやかく言うべきじゃないでしょう。

実際にそういった文化を受け継いで生活してきた方たちがいるわけですから。

金子市議がブレない政治家であるのは認めますが、民族の存在云々じゃなく、政治にだけ一生懸命になったほうがいいと思いますけどね。

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