宮崎吾朗の弟・宮崎敬介は版画家だった

アニメ映画「ゲド戦記」や「コクリコ坂から」の監督を務めた宮崎吾朗氏。
その弟の宮崎敬介氏はじつは版画家。
日本ではあまり多くない木口木版画を制作しています。
そんな宮崎敬介氏について調べてみました。

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1970年生まれ。現在44歳。
お父さんはご存知の通り映画監督の宮﨑駿氏。お母さんの大田朱美さんもアニメーターです。

兄の吾朗氏は1967年生まれですので、3つ違い。

武蔵野美術大学造形学部に進み、在学中に独学で木口(こぐち)木版画を始めたのだそうです。

卒業後は版画家として活動しています。

ちなみに版画には板目木版木口木版があります。

板目木版は浮世絵が有名ですが、木を縦に割った面を使用して制作します。
おもに桜の木などが用いられます。

一方で木口木版は木を輪切りにした面を使って制作します。
おもにツゲやツバキといった木を使用しますが、大変硬い材質で銅版画用のビュランという彫刻刀を使うのだそうです。
輪切りにした面しか使用できないためあまり大きな作品は作れませんが、より精巧で高密度な作品が制作可能なのだそうです。

木口木版はその発祥とされるイギリスでもマイナーだそうですので、日本国内でも制作者は少ないそうです。

敬介氏はそもそも、木口木版画の第一人者・柄澤齊(からさわひとし)氏の作品に感銘を受けて武蔵野美術大学に進んだそうですので、木口木版を始めたのも当然と言えば当然の流れだったんでしょうね。

敬介氏の制作した作品がこちら

先入観を持っているせいか、ジブリのアニメを連想してしまいますね。
まぁしかし、宮﨑駿氏のDNAを受け継いでいるわけですから、絵を描く芸術的な才能には恵まれていたんでしょうね。

その駿氏の作品、映画「耳をすませば」では、敬介氏が同作のために制作した「牢獄でヴァイオリンを作る職人」が登場します。

こういうトリビアを知ると「耳をすませば」を今すぐ観てみたくなりますね。
TV放送などがあったときにはぜひ注目してみてください。

ほかにも三鷹の森ジブリ美術館にも作品を展示しているそうです。

ふだんは父や兄の名前は伏せて活動しているそうですが、おそらく色眼鏡で見られるのは芸術家として嫌なんでしょうね。

日本でも数少ない木口木版画家・宮崎敬介氏。
機会がありましたらその作品を鑑賞されてみてはいかがでしょうか。

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