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広島土砂災害の原因といわれるバックビルディング現象とは

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死者40名は近くにのぼり、行方不明者も出ている広島土砂災害
1時間に100ミリを超える猛烈な雨が土石流を引き起こしました。

その猛烈な雨の原因と言われているのが「バックビルディング現象」です。

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バックビルディング現象とは

雷雨の元となる積乱雲は暖かく湿った空気が流れ込むことで発生します。
通常、発生した積乱雲はその場で雨を降らせると消えていきます。

しかし、出来上がった積乱雲が別方向からの風に流されると、その場にまた新たな積乱雲が発生。
このサイクルが繰り返されることで流された積乱雲が次々と雨を降らせ続け、夕立のような雨が数時間に渡って続く現象が起きます。

これが「バックビルディング現象」です。

まるで次々と弾丸が装填されていくようなイメージですね。

今回の広島でも、南からの湿った空気によって発生した積乱雲が上空で吹く南西の風に流されて、狭い範囲に集中して豪雨が降り注いだと見られています。

観測した地点によっては19日の降り始めから20日午前7時までの総降水量が280ミリを超えた箇所もあったのだそうです。

過去にもあったバックビルディング現象

先月の富山県魚津の大雨もこのバックビルディング現象と見られ、住宅十数軒が床上・床下浸水するといった被害が出ています。

さかのぼると昨年7月に山口・島根県、同年8月に秋田・岩手県を襲った豪雨もこのバックビルディング現象と見られています。

予測はできないの?

今のところ予測することは非常に困難といわれています。

専門家も今回の広島での豪雨について「ここまでの雨を予測するのは難しい」と語っています。

広島での被害について「避難指示が遅かった」という声も聞かれます。

専門家すら予測できない「バックビルディング現象」ですから、地盤の緩い地域や過去にも被害があった地域では特に日頃からの対策が重要でしょう。

近年、多く見られる「夏には豪雨」「冬には豪雪」という極端な天候。
誰もが意識していざというときに自らの身を守れるような準備をしておきたいものです。

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