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シャトレーゼの金属混入事件と杉野正氏の招聘について

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全国に450店舗を展開する洋菓子チェーンの
シャトレーゼ。

その年商はなんと500億円。

洋菓子だけですごい売り上げですね。

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しかし、そのシャトレーゼも順風満帆で
ここまで来たわけではなく、2004年に
商品への金属混入事件が発生。

この事件は、バターの国内シェア2位の
よつ葉乳業がドイツから仕入れた無塩バターに
金属片が混入しており、このバターを使った
食品メーカー各社が商品を自主回収した
というもの。

シャトレーゼではこのバターを使った同社の
商品を食べた購入者が、口の中を切るケガを
したと発表。

混入したのは数ミリの針金状のステンレス
だったとのこと。

ケガ人が出たというのは重大な事故ですね。

シャトレーゼはよつ葉乳業に対して約6億円
の損害賠償を求めて提訴。

この訴訟はよつ葉乳業がシャトレーゼに
数億円の賠償金を支払うことで和解。

具体的な金額については非公表。

満額は支払わなかったでしょうけど、
シャトレーゼも自主回収などで2億円の損害
が出ていましたから、それを補填できる
だけの金額だったんでしょうね。

しかし、売り上げは低迷。

自社のミスではなかったものの、
やはりイメージダウンは深刻だったん
ですね。

その低迷を脱するため、シャトレーゼでは
赤字のしなの鉄道を再建した実績を持つ
杉野正氏を社長に招きます。

それまでシャトレーゼでは創業者の齊藤寛氏
を中心とした一族経営でした。

外部の人間を入れて経営体質改善を試みたん
ですね。

しかし、創業者一族と杉野氏の経営方針が
食い違い、対立。

結局、社長就任から5ヶ月で杉野氏は退任
することとなります。

半年も持たなかったということは、
よほどソリが合わなかったんでしょうね。

ちなみに杉野氏はその後の自身の経歴の中で
シャトレーゼについては触れていないのだ
そうです。

忘れたい悪しき過去というところ
なんでしょうね。

その後、オンラインショップを立ち上げる
など、低迷期から脱したシャトレーゼ。

持ち株会社化し
シャトレーゼホールディングスとなり、
社長には創業者の齊藤寛氏が就任。

株式会社シャトレーゼの社長には
寛氏の甥である斎藤誠氏が就任。

また典型的な一族経営に戻ったんですね。

まぁ一族経営が悪というわけではない
ですし、結果的に見てシャトレーゼの
経営体質にはそのほうが合っていたのかも
しれませんね。

2012年にはオランダへ海外初進出。

今後はアジアへも進出していきたいと語る
齊藤寛社長。

山梨県で創業したシャトレーゼが世界で
認知される日が果たして来るんでしょうか。

今後のシャトレーゼの経営戦略に
注目ですね。

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